ディアゴスティーニのビジネスモデル

夕刊フジBLOG」
「分冊百科」デアゴスティーニのビジネスモデルとは

「そろえると大百科になるが、分冊なので購入はしやすい。創刊前後2週間で、テレビCMに宣伝費(1タイトル3億円)を大量投入し、最終号までの長期間で回収するのが弊社のビジネスモデルです」

宣伝費をバカスカ使い、後は書店で売れるのを待つ……っていうのを「ビジネスモデル」といえるのか。。。


書籍のビジネスモデルは、いまのところ以下の6つくらいしかない(管見の限りでは)。
Ⅰ とりあえず、「いい本」を頑張ってつくるモデル
Ⅱ 宣伝費をバカスカ使う、あるいは文学賞を授ける、タレントにテレビで紹介してもらうなどして話題を集めるモデル
Ⅲ 映画化、ドラマ化して儲ける角川商法モデル
Ⅳ 収支トントンになるようにしか刷らない、刷ったあとはひたすら売れるのを待つだけモデル
Ⅴ 本を書きたい人からカネをもらう自費出版モデル(最近では比較的大手も自費出版を積極的にやっているらしい)
Ⅵ 「書店さんにたくさん売ってもらう」ために、営業さんがとにかく頑張るモデル。書店さんに「頑張っていただく」モデル。(慎重者の犬の小説、少楽官「セカチュウ」バカヒットに触発されて増えた気がする)。