雑誌不況。

実家に、月刊誌「選択」が送られてきた。
もう1年以上前に定期購読は切れているはずだが…と思って封筒をあける。
「この度、情報誌『選択』のご購読をされておりましたお客様に、現在の『選択』をご一読頂きたく、僭越ではございますが、最新号(6月号)をお届けさせていただきました」とのこと。
ありがたく一読したが、うぅむ。
この手の雑誌、いまでは「フォーサイト」も「ファクタ」もある。3誌の中で「選択」をあえて読みたいと私は思わない。「フォーサイト」だけ読めばいいやという感じ。
ただ、「選択」には「ハードコアナックルズ」編集長の久田将義氏が移籍するらしいので、ちょっと気になってはいる。


元「SPA!」編集長・ツルシカズヒコ氏の「GONGODODAN」、2号目で廃刊に。
編集後記に、こうある。

一号目で驚異的なまでの返本率を樹立してしまったため、二号で休刊になります。弊社のような中小版元にはこれが限界なのでしょう。

「驚異的なまでの返本率」って、いったいどのくらいなのかな。
いま週刊ポストや現代の返本率は軒並み4割台、週刊文春や新潮でもそれくらいに達することがあるらしい(しかし、すごいね。返品率がそれだけ高くてもやっていけるというのは、実に不思議だ)。