『マンダレイ』

日比谷シャンテで、ラース・フォン・トリアー監督の『マンダレイhttp://www.manderlay.jp/

ここ何ヶ月か銀座や皇居周辺には就職活動中とおぼしき学生を結構見かける。スーツを着こなせてないし、表情が不安げ(虚ろな人も中にはいる)。そういう学生に対して「命捕られるわけじゃなし、そんなに気にしなくてもいいんじゃん」と思う一方、企業というか社会こういうプレッシャーを学生に与える(実際、与えているつもりはないんだろうが、多くの学生はそう受け取っているのでは?)のは酷のよーな気がしないでもない。本田由紀が指摘する通り、労働市場流動性がさほど高くなく、新卒採用を逃してしまうと中々就職できないこと、企業側が採用に際して計量できる(しやすい)能力ではなくコミュニケーション能力というものを重視しすぎているということを改善するべきだと思う。


上映終了後、教文館伊東屋に寄るつもりだったのだが、強風を伴った雨のため中止。
自宅の最寄駅到着後、近くのレンタルビデオ店で『マンダレイ』の前作『ドッグヴィルhttp://www.gaga.ne.jp/dogville/top.html#を探すが、見つからず。代わりに『グッバイ、レーニン!』などを借りて、帰宅。