経済学にだって興味持ってるんだぜ
いまさら「もっと大学(というか早稲田)に行っていればよかった」と思う。毎日とは言わず、週3回、古書店をはしごしたり、図書館の雑誌バックナンバー書庫に入り浸ったりすれば、週1回、早稲田松竹に通っていたら……もうちょっとはマシな人間になれた(もしくはいま以上にダメ人間になっていた)かもしれない。
地下鉄早稲田駅を下車。きょうの目的は、趣味と実益を兼ねて、中央図書館の雑誌バックナンバー書庫に入り浸ることなので、馬場歩きはせず。
ブックスルネッサンス(ここ、開店当初はお買い得本がたくさんあったのに、いつのまにか岩波新書や絶版文庫がバカ高い、早稲田の古本屋らしくない店になってしまった)で、
- 作者: 四方田犬彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1992/07
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
大学生協で
- 作者: 金子守
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2003/04
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
- 作者: 金子守
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2006/03/31
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: 日外アソシエーツ
- 出版社/メーカー: 日外アソシエーツ
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
大学生協のカウンターで、大量の図書目録(「平凡社ライブラリー解説目録2006」「図書目録二〇〇五年」〔日本評論社〕、「東京大学出版会図書目録2006−Ⅰ」「早稲田大学出版部図書目録2006」「勁草書房図書目録2006」「筑摩書房図書目録2006」「朝日新聞社図書目録2006」「法蔵館図書目録2006」)を、講談社のPR誌「本」4月号を貰う。
そして、こういう雑誌も発見。
「Angelus Novus(アンゲルスノヴス)」Nr.33 早稲田大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻Angelus Novus会発行
特別企画「大西巨人氏に聞く『文学の可能性』」。他にも、佐藤英「第三帝国時代におけるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の『ニューイヤー・コンサート』をめぐって――ナチス文化政策とマス・メディア戦略からの再検証――」、横山直生「押井守×ハンス・ベルメール論 色彩という殻と刊行情報というゴースト」などなど難解だけど(そこそこ)面白そうなものが。
この誌名、ヴァルター・ベンヤミン「雑誌『新しい天使』の予告」(同著、野村修訳『暴力批判論 ベンヤミンの仕事1』岩波文庫)からとったもの(「アンゲルスノヴス」の1ページ目に、小野寺賢一訳による「雑誌『アンゲルス・ノブス』の告知」が掲載されている)。
これが「フリーペーパー」だとは! 早稲田の生協だけに置いておくのはもったいなすぎるぞ。
中央図書館。そのあと、都電荒川線に乗って、東池袋まで。
東急ハンズをのぞき、ジュンク堂へ。
- 作者: 小谷野敦
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2006/03/24
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
内部告発と公益通報―会社のためか、社会のためか (中公新書)
- 作者: 櫻井稔
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 新書
- クリック: 45回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
- 作者: 小田部雄次
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
- 作者: 四方田犬彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1999/05/20
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (14件) を見る