本やタウンから

『執筆論 私はこうして本を書いてきた』谷沢永一
東洋経済新報社 4月13日 1,680円
■何を、どう書き、いかなるネーミングで世に出せば良いのか。谷沢流・ベストセラー作家であり続けるための極意。

谷沢永一は書誌学者であると同時に、ベストセラー作家だったんだっけ。

『ヤバい経済学 悪ガキ経済学者が世の裏側を探検する』スティーヴン・レヴィット著/スティーブン・ダブナー著
東洋経済新報社 4月27日 2,100円
■米国で50万部超のベストセラー。妊娠中絶合法化と犯罪減少の関係など、幅広いテーマの通説を見事に覆す。

「米国で50万部超」というのはどうなんだろうかよくわからん。

『経済政策を担う人々 官の構造改革』北坂真一
日本評論社 4月中旬 1,890円
■「民」に比べ「官」の「構造改革」は進んでいるのか。意外に知られていない政策の形成過程に光をあて、経済学者の視点で分析する。

これ、マジメそうな本だけど……『日本経済を売る人々 官の構造改革』にしたら、結構売れるかもしれないよ。

表現の自由とプライバシー 憲法と民事法の立場から』右崎正博、田島泰彦編著
日本評論社 4月中旬 4,725円
■もっぱら憲法の立場から議論されがちであった「表現の自由」と「プライバシー」の関わりを、私法の立場とも交錯して徹底研究。

『西洋近代における個と共同性』友田卓爾ほか編著
溪水社 3月30日 4,725円
■強制的な共同性と、選択的な共同性との相互関係のもとを生きる個人の重層的複合的な共同性の関連づけを試みる。

これ、新書だったら買うかもしれないが。。。

黒澤明 VS.ハリウッド』田草川弘
文藝春秋 4月下旬 2,100円
戦勝国の資本によって真珠湾奇襲を映像化しようとしたとき、もう1つの悲劇がクロサワを襲った。太平洋をまたぐ取材を敢行した力作。

これは、「トラトラトラ」の話かな?

『JAZZ Talk JAZZ』小川隆夫
河出書房新社 4月10日 1,890円
■総勢90人のミュージシャンと関係者による熱き証言。モダン・ジャズの歴史を現場の声によって綴ったジャズ・ドキュメントの決定版。

ジャズ本結構出ているが、いまってジャズブームなの?

池波正太郎劇場』重金敦之
新潮新書 4月20日 735円
■再読三読に堪える池波作品。その登場人物のキャラクターと「ことば」の魅力を集約した、初心者から練達の読者まで楽しめる。

日本共産党筆坂秀世
新潮新書 4月20日 714円
■党歴39年、元・党ナンバー4の著者が、日々の党運営の仕組みから宮本顕治引退の真相まで、「張子の虎」に過ぎぬ内情を語りつくす。

週刊新潮」の記事に大幅加筆修正したものかな。新潮社は共産党モノがお好き。

『グーグル Google 既存のビジネスを破壊する』佐々木俊尚
文春新書 4月20日 788円
検索エンジンの巨人Googleは何を目指し、何をもたらすか。最強のネット・コンセプトは人類の価値観を覆す「世界革命」を引き起こす。

タイトルからすると、「ウェブ進化論」の対極本のよーな気が。

『セレブの現代史』海野弘
文春新書 4月20日 767円
■セレブとは、「なる」ものではなく「つくられる」ものである。セレブと一般人のちがいはたった「スキン(皮)1枚」。

現代は、K姉妹がセレブといわれる時代。。。