男子の本買い

貯金、いまでは1月の10分の1になってしまった。
来週には、先月までのバイト給与などの収入が入る予定なので、きょうは男子の本買いに励むことにする。

まず、東京堂

「芸能ビジネス」を創った男 ナベプロとその時代

「芸能ビジネス」を創った男 ナベプロとその時代

キャンティ物語』(幻冬舎文庫)の野地秩嘉によるナベプロの話なら面白くないわけがない。

「世界」別冊(第748号)「総目次1946▼2005」(岩波書店 2006年1月)

座右のネタ本として。

ビジネス書としてはほとんど役に立たないけれど、『「噂の眞相」25年戦記』(集英社新書)ではほとんど触れられなかった作家ものの裏話が多数あり、面白い。「スキャンダルを書いたことがきっかけで逆に協力者になった出版界の大物」(216p〜219p)など実名を伏せられているものもあるが、読むと誰だかすぐにわかっちゃう。
適当論 [ソフトバンク新書]

適当論 [ソフトバンク新書]

高田純次」の本だから、立ち読みせずに買った。で読んだら、中身は、ほとんどが和田秀樹による高田純次分析...。高田純次入門としてはいいかも。


三省堂にて

刑事事実認定―裁判例の総合的研究 (上)

刑事事実認定―裁判例の総合的研究 (上)

刑事事実認定―裁判例の総合的研究 (下)

刑事事実認定―裁判例の総合的研究 (下)

あわせて1万2000円くらいした。日垣隆『使えるレファ本…』のせいで、相当本を買ってしまった(現在完了継続用法)。
世界を制した20のメディア―ブランディング・マーケティング戦略

世界を制した20のメディア―ブランディング・マーケティング戦略

こちらも、『使えるレファ本…』で紹介されていた本。出版社で働くなら、こういうものも読んでおかないと。


三省堂横のビル5階にある「神保町古書モール」で、

BOOKMAN」5号(特集=岩波&中公・新書ハンドブック―新書は知識の大百科)。

紅谷書店の棚、500円。「BOOKMAN」は見かけると、つい買ってしまう(このサイトに、「BOOKMAN」全号の特集内容が書かれているが、どれも面白そうだ)。

『出版界の仕掛人 編集者の素顔』創出版 1982年6月

とんぼ書林の棚、700円。文春の田中健五を粕谷一希が、祐乗坊英昭(嵐山光三郎)を村松友視が、椎名誠目黒考二が、末井昭平岡正明が、松岡正剛荒俣宏が、「ビックリハウス」の高橋章子橋本治が書いている(実にゴーカだ)。
ほかに取り上げられているのは、岩波書店安江良介、「海燕寺田博、「週刊新潮野平健一、「宝島」石井慎二、「噂の真相岡留安則、「現代の眼」丸山実、「話の特集矢崎泰久、「壮快」牧野武朗、「スウィンガー」田中浩、「微笑」桜井秀勲、「広告批評天野祐吉、「日刊ゲンダイ」川鍋孝文、「アンアン」甘粕章、「ポパイ」木滑良久、「少年マガジン内田勝、「ミュージックマガジン中村とうよう、「オレンジ・ピープル」宮崎雄介、「少年ジャンプ」中野祐介。

長谷川鉱平『本と校正』中公新書 昭和40年10月)

古書かんたむの棚、100円。2冊目。文庫だけじゃなくて、新書も復刊してくれよ、中公さんよ(読売のカネ、ジャブジャブ使ってやれ)。


日本特価書籍

秘密結社の世界史 (平凡社新書)

秘密結社の世界史 (平凡社新書)

こういう本来なら単行本になるはずの本が新書ででるのは、読者にとっては嬉しい。
ルート66をゆく―アメリカの「保守」を訪ねて (新潮新書)

ルート66をゆく―アメリカの「保守」を訪ねて (新潮新書)

新書のアメリカ本(「新書マップ」参照)には、結構面白いものが多い。
大阪弁「ほんまもん」講座 (新潮新書)

大阪弁「ほんまもん」講座 (新潮新書)

最近の新潮新書にしてはシブイぞと思ったら、担当編集者が『新書百冊』(坪内祐三)『聖徳太子はいなかった』(谷沢永一)の柴田光滋だった。
中上健次エッセイ撰集 青春・ボーダー篇

中上健次エッセイ撰集 青春・ボーダー篇

中上健次エッセイ撰集 文学・芸能篇

中上健次エッセイ撰集 文学・芸能篇

あわせて2900円!安い! 定価は1冊、4200円+税。
この本の底に「B」とハンコがおされているから、ゾッキ本。あと何組か残っていたので、『中上健次エッセイ撰集』買うなら、いまですよ!


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ささま書店で、

少雨荘書物随筆 (知の自由人叢書)

少雨荘書物随筆 (知の自由人叢書)

7350円。きのう、ささまに行ったとき、あった。「こういう本は俺みたいな人が買っちゃダメだ。だから1日待ってみよう」と思っていたら、まだあったので購入。