4月発売の本 セブンアンドワイから

毎日かあさん 3(仮)』西原理恵子 毎日新聞社 2006年04月中旬 880円(税込)
●お待たせしました!毎日新聞大人気連載中、手塚治虫文化賞等に輝くベストセラーシリーズ第3巻。今回も描き下ろしをたっぷり収録。

サイバラと息子の通う学校で揉めた話はどうなったのだろう?

快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』快楽亭ブラック
洋泉社 2006年04月05日  1,785円(税込)
●皇室ネタ、宗教ネタ、下ネタに古典のパロディ…この男にタブーはない!テレビもラジオも放送禁止、寄席さえ出入り禁止の究極芸人・快楽亭ブラック、初の過激猛毒落語集!

ブラックのあれは落語なのかな? 

『神国日本』佐藤弘夫
筑摩書房 (ちくま新書)2006年04月05日 756円(税込)
●「神国思想」は、本当に「日本の優越」を説いたのだろうか? 天皇や仏教とのかかわりなどを通して、古代から近代に至る神国言説を読み解く。一千年の精神史。

このタイトル、PHP新書ならまず手にとらないが、ちくま新書なら手にとってみたくなる。

『もう騙されないぞ! 近現代史(仮)』渡部昇一 徳間書店 
2006年04月21日  1,680円(税込)
●見直しが進む近現代史の知見を軸に、日本のあるべき国家観、国家としてとるべき戦略を明快に示す。

渡部昇一、いつも同じような本ばかり書いている気が…。そろそろ『もう書かないぞ!近現代史』と宣言しては如何か。

『危機の日本人(仮)』山本七平
角川書店 2006年04月11日 720円(税込)
アメリカとの国際摩擦の原因をすでに20年前に予測していた著者が提言する日本人の行方。日本人は危機から脱出できるか?日本人論の決定版!

山本七平の「日本人論の決定版」は何冊あるのか。

『たのしい中央線2』松田義人/編
太田出版 2006年04月14日 1,000円(税込)
●愛すべき永遠のサブカルチャー沿線よ… ふたたび!!【第1特集】中央線・カルチャーのルーツを探る「ムサビ(武蔵野美術大学)世界」【第2特集】銀杏BOYZと「中央線」2【第3特集】実は中央線ローカル!浅草キッド

『週刊誌編集長』元木昌彦
展望社  2006年04月上旬  1,890円(税込)
週刊現代・フライデー・web現代の編集長として豪腕を振るった男・元木昌彦の編集長日記。オウム事件坂本弁護士一家殺害の真犯人をスクープ、またヘアヌードなる和製英語をつくって物議をかもすなど、波乱の10年の裏話を満載!!

講談社元木昌彦をふたたび「週刊現代」編集長にしたら。

『書物の運命』池内恵
文藝春秋 2006年04月上旬 1,785円(税込)
岡倉天心勝海舟、J・S・ミルから最新のイスラーム事情まで、気鋭の中東専門家が綴るきわめて刺激的な書評エッセイ集。恐るべし。

「三十年に一度の逸材」(by坪内祐三)池内慧の書評エッセイ集。

志ん生で味わう江戸情緒 5 江戸の繁盛「商い」がわかる』凡平
技術評論社 2006年04月26日 1,974円(税込)
●江戸の経済や物流に詳しくなる! シリーズ完結の第5巻は、「繁栄を支えた大商人」「町と文化を作った職人」にスポットが当たります。江戸の発展を支えたのは商人と職人の力。商人たちのユニークな商法、贅沢・散財と文化貢献。工芸品から大規模生産まで多彩な「ものづくり」に携わった職人たち。江戸の社会システムの中で、どのように彼らは組織をつくり活動していたのか。現代ビジネスシーンへ活用できる、ヒントやアイデアも読み出せるかもしれません。落語は芝浜・火焔太鼓(CD収録)、穴どろ・千両みかんを取り上げます。

落語で学べるビジネス書…って誰が買うんだ?