きょう買った本

三省堂書店神田本店にて

ウンコな議論

ウンコな議論

ちくま新書の今月の新刊『ウェブ進化論』(梅田望夫)にワクワクさせられて、そういえばこのワクワク感は山形浩生『新教養主義宣言』〔昌文社〕を読んだときに味わったものだっけと思い……購入。

「月刊みすず」1-2月合併号

315円。自分の分と師匠?の分、2冊購入。
読書人待望の、アンケート特集号。
この号、池袋のジュンク堂でもリブロでも売切れていたが、三省堂4階にはちゃんとあってめでたしめでたし(岩波ブックセンター信山社にもありました)。

書肆アクセスにて

本の雑誌」2006年3月号

505円+税。特集は「全日本雑誌表紙王座決定戦!」。

週刊読書人」2006年2月17日号

230円。「絲山秋子東野圭吾の世界」。渡辺直己絲山秋子論目あてで購入。

田村義也 編集現場115人の回想』田村義也追悼集刊行会 2003年12月刊

3000円+税。私のようなワカゾーが買っていい本じゃないと思っていたけれど、もう刊行から2年以上経っており、「必要な人はもう持っているだろうから、俺が買ってもいいだろう」と言い訳しつつ購入(こういう言い訳をしないと、本いま以上に買い過ぎちゃうんだよぉ。。。)

東京堂書店本店にて

白書出版産業―データとチャートで読む日本の出版

白書出版産業―データとチャートで読む日本の出版

2500円+税。日垣隆『使えるレファ本150選』(月刊文春3月号「座右のレファ本」)に煽られて?購入。
実例・差別表現―糾弾理由から後始末まで、情報発信者のためのケーススタディ

実例・差別表現―糾弾理由から後始末まで、情報発信者のためのケーススタディ

2000円+税。日垣隆『使えるレファ本150選』に騙されて?購入。
ロウアーミドルの衝撃

ロウアーミドルの衝撃

1600円+税。日垣隆「ガッキーファイター」2月8日号「絶対お薦め本」で紹介されていたので(大前研一の本をはじめて新刊本で)購入。日垣隆のお薦め本、ハズレなし(少なくとも私にとっては)なのに、書評連載は月刊文春(「新書一点賭け」)だけとはなぜ? 朝日新聞あたり書評委員に頼んだらいいのに(それとも日垣が書評委員の仕事を断っているのかな)。
電撃hp (Volume40)

電撃hp (Volume40)

1600円+税。「本の雑誌」3月号の大森望「新刊めったくたガイド」を読んで、即購入。

舞台は正化31年の日本。昭和最後の年、公序良俗を乱す表現を取り締まる「メディア良化法」が成立。反対派は、前記「宣言」(引用者註・日本図書館協会の「図書館の自由に関する宣言」)を図書館法に昇格させることで、図書館が検閲抵抗勢力の牙城たることに期待した。それから30年――。

図書館の自由に関する宣言」を〈宣言内容が単に理念だけではなく、武力行使をも正当化する根拠法となった社会を背景とするミリタリー図書館活劇(恋愛入り)〉となれば、もうこれは読まずにはいられない。

日本特価書籍にて

出版巨人創業物語

出版巨人創業物語

2800円+税(ひく1割)
「文の雄=佐藤義亮」「談の雄=野間清治」「学の雄=岩波茂雄」の体験談収録している。
なにをカンチガイしたんだか、この本、フツーの伝記本(not自伝)だと思っていた。
東京裏路地“懐”食紀行 (ちくま文庫)

東京裏路地“懐”食紀行 (ちくま文庫)

760円+税(ひく1割)
ちくま文庫のB級グルメ本はいいねぇ。文春さんもB級グルメシリーズ、復活させてくれたらいいのに。
不敬文学論序説 (ちくま学芸文庫)

不敬文学論序説 (ちくま学芸文庫)

1200円+税。(ひく1割)
絓秀実の評論集も入るといいなぁ。


また、この本のカバーのそで「ちくま学芸文庫 既刊より」にこんな記述が。

江藤淳コレクション(分売不可・全4巻)

最近、『江藤淳コレクション』が新刊書店の棚に置かれなくなったのは、いつのまにか分売不可になっていたからか。


過去の例からすると、ちくま文庫ちくま学芸文庫は、分売不可になってから数年内に品切れになることが多い。なんともったいないことか。ちくまさん、もっとがんばってください(会社倒産させない程度に)。がんばりついでに、『東京百話』以外の「百話」シリーズ――『温泉百話』とか『猫百話』とか『天皇百話』とか――も復刊してください。
江藤淳コレクション』全4巻の中でも「2巻 エセー」は素晴らしいので、まだ持っていない人は早めに手に入れておいたほうがいいですよ。