ジュンク堂書店 新刊予告から

立石勝規『脱税への招待 田中角栄堤義明の逃税学』徳間書店 1785円(税込)8月31日
堤義明脱税テクニックを公開。徹底的に国税と脱税者との戦いを描き、脱税の構造と、摘発される理由を解説。

東京都歴史教育研究会編『東京都の歴史散歩(中)山手』山川出版社 1260円(税込) 8月下旬
◆「新全国歴史散歩」を全面リニューアル。判型も文字も大きく、2〜4色になって新登場。本書の構成は新宿、世田谷、文京、渋谷、目黒区。

川北稔編『結社のイギリス史 クラブから帝国まで』山川出版社 3360円(税込) 8月下旬
◆「コーヒーハウス」で知られる結社の国イギリス。議会政治と社会運動など近世以降の結社の歴史を紹介し、イギリス社会の特質を描く。

上野千鶴子成田龍一岩崎稔編『戦後思想の名著50』平凡社 3360円(税込) 8月24日
◆戦後思想を形作ったテキストを読み直し「戦後日本」が何を問うてきたかその意義と限界を検討し、21世紀の思想的課題を見つめる。

金井美恵子『切りぬき美術館 スクラップ・ギャラリー』 平凡社 2100円(税込) 8月25日
ルノワール「息子、ジャン」、バルチュス「自画像」、コーネル「小箱」など、作家が自在にスクラップして編んだカナイ美術館。

種村季弘『雨の日はソファで散歩』筑摩書房 1890円(税込) 8月下旬
◆惜しまれつつ世を去った稀代のエンサイクロペディストが最後に編んだ自選エッセイ集。老いと死の予感を抱きつつ、つづった珠玉の文章。

古川日出男『LOVE』祥伝社 1680円(税込) 9月2日
◆誰も知らない東京のもうひとつの姿と、そこに生きるものたちを鮮やかに描く、青春小説。