首都圏なのに、文庫本の最新刊すら手に入らない...

 大学の休暇期間になると、いつも思うのだが、千葉県北西部には、文庫本の最新刊すら置いていない本屋がほとんどである。柏駅前、松戸駅前の何店かの中規模以上の書店を除けば、ちくま文庫はまず置いてないし(最新刊だけではなく、ちくま文庫自体が置いていないのである)、中公文庫BIBLIOも、講談社文芸文庫も……置いていないのだ。
角川文庫の最新刊も置いていない店が結構ある(角川文庫は初版出荷部数がかなり少ないのではないか? 芳林堂高田馬場店だって、他社の文庫に比べて、平積みが低い。目玉の新刊以外は、入荷当日でも5冊くらいしか置いていない)。
文庫本だけではなく、新書もほとんど置いていないのだ。
文庫本戦争、新書戦争は一体どこの国の話なのか?という気分になってくる...。