気になる本

『女中譚』中島京子 朝日新聞出版8月7日税込価格:1,575円ISBN:9784022506276
FUTON』で評判をとった新鋭作家が、昭和初期の林芙美子吉屋信子永井荷風による女中小説を、現代に甦らせる連作小説集。

漱石・明治・日本の青春』半藤一利 新講社8月10日税込価格:1,785円ISBN:9784860812867
日本という国家が若々しく、時代そのものが青春だった「明治」と、この時代の代表的日本人・漱石とその周辺の人物を描く名エッセイ。

『廃墟ディスカバリー(2)』小林哲朗 アスペクト7月24日税込価格:2,310円ISBN:9784757217041
日本一の廃墟マニアが長年にわたって撮りだめた、定番の聖地から本邦初公開の廃墟までを含む廃墟写真集、第2弾

廃墟ブーム、結構息が長いね。

『鉄道手帳 東日本編』今尾恵介監修 東京書籍7月30日税込価格:1,680円ISBN:9784487803897
日本で初めて1路線ごとの全鉄道情報や特急・急行・快速の停車駅も明示。巻末には鉄道についての詳細な基礎知識を掲載。『西日本編』同時刊。

これは毎年出るんでしょうか?

『なぜ「自由」は不自由なのか 現代リベラリズム講義』仲正昌樹 朝日新聞出版8月20日税込価格:1,470円ISBN:9784022506290
「自由」とはいかに不自由な概念であるかを、自己責任論や靖国参拝など、時事的な事例からわかりやすく解説。目からウロコの24講。

朝日新聞出版のPR誌「一冊の本」に連載されたものかな

『奇跡の甲子園』朝日新聞社朝日新聞出版8月7日税込価格:840円ISBN:9784022506160
朝日新聞連載「甲子園アルバム」をはじめ、アスリートや俳優らによる甲子園観戦記も収録。大会歌の誕生秘話など感動の物語がある。

『サイバーシティ』M・クリスティーヌ・ボイヤー著/田畑暁生訳 NTT出版7月30日税込価格:3,360円ISBN:9784757101975
都市を隠喩として語られる関係の場、それらをめぐる言説やイメージが構成する、現実的であると同時に想像的である場への考察。

『本の現場 本はどう生まれ、だれに読まれているか』永江朗 ポット出版7月15日税込価格:1,890円ISBN:9784780801293
本の現場を取材した永江朗最新刊。「図書館の学校」連載の単行本化。書き下ろし附記、幅允孝氏、著者へのインタビュー2本を収録。

「附記」とか「あとがき」は、「書き下ろし」でしょ、フツーは。

『モスクワ地下鉄 「地下宮殿」の世界』岡田讓 東洋書店7月下旬税込価格:1,890円ISBN:9784885958670
ソ連時代に建設が開始され、「地下宮殿」と称されるほど豪華な装飾で有名なモスクワ地下鉄全12路線177駅すべてを写真入りで紹介。

ブームだとどんどんマニアックな本が出てくる。