気になる本

『奥の横道』宇野亜喜良 幻戯書房4月下旬税込価格:2,625円ISBN:9784901998437
日本を代表するイラストレーターが、華麗な交流、創作意欲、多彩な趣味を絵とともに切り取る。ファン待望の新聞連載の単行本化。

太宰治の四字熟語辞典』円満字二郎 三省堂5月下旬税込価格:1,365円ISBN:9784385364353
太宰生誕100年。四字熟語という角度から太宰に斬り込み、新しい魅力を開拓。四字熟語に徹底的にこだわった太宰作品の読み解き。

『映画365本』宮崎哲弥 朝日新聞出版5月13日税込価格:777円ISBN:9784022732767
政治、経済、メディア、宗教、人種、科学、国際関係から哲学・思想に至るまで、DVDで観られる洋画を題材に語る教育論。

えっ、宮崎哲弥の映画本?

『いい男の愛し方』杉本彩 朝日新聞出版5月20日税込価格:1,260円ISBN:9784022505446
若い女性にカリスマ的な人気を誇る著者が、百発百中でいい男を落とす方法を明かす。テレビで言えなかった本音を綴った書き下ろし。

杉本彩は、いったいどこで「カリスマ的な人気を誇」っているのかしら。

『さとし、わかるか』福島令子 朝日新聞出版5月20日税込価格:1,470円ISBN:9784022505651
目、耳が不自由ながら東大教授となった福島智氏の母親・令子さんの子育て闘病記。独自の会話法を編み出すまでの苦難の日々を綴る。

プーチンと柔道の心』V・プーチン著/V・シェスタコフ著 朝日新聞出版5月7日税込価格:1,680円ISBN:9784022505934
首脳会談を遅らせてでも柔道の練習に励むことがある黒帯の首相・プーチン。彼へのインタビューのほか、山下泰裕氏の寄稿も収録。

プーチンの柔道本、何のために出す?

『ぼくが宗教を読み解くための12のヒント』島田裕巳 亜紀書房4月20日税込価格:1,575円ISBN:9784750509112
超越性、信仰、戒律など12のキーワードをもとに、パーソナルな視点をつき交ぜながら、島田宗教学の根幹を記した画期的な書。

最低賃金で1か月暮らしてみました。』最低賃金を引き上げる会編 亜紀書房5月7日税込価格:1,260円ISBN:9784750509105
低すぎる最低賃金が格差と貧困を生む。それを証明しようと1か月最賃で暮らす体験をした青年らの体験談を軸に、問題点を解説。

『壊れても仏像 楽しい文化財修復入門』飯泉太子宗 白水社5月下旬税込価格:1,785円ISBN:9784560031995
仏像修復の現場から修理過程の写真を使って、知られざるその姿をリポート。修復者の視点から描く仏像の入門書。

『オレキバ(2)』若見唯史編 六耀社5月18日税込価格:1,050円ISBN:9784897376370
特集は「理想郷と桃源郷」。ド迫力の写真表現と豪華な執筆陣が綴る多彩なテーマ(旅、映画、食、笑いほか)のコラムと読物が充実。

『オレキバ』創刊号については、「サイゾー」2009年4月号で書きました。

『教育思想のフーコー 教育を支える関係性』田中智志 勁草書房5月下旬税込価格:3,570円ISBN:9784326298921
規律化の論難ばかりとのフーコー評価に抗う。倫理的に自由な生に寄り添う自己創出の支援、新しい「道」をつくり歩むことを彼は問う。

『イギリスのモラリストたち』柘植尚則 研究社6月下旬税込価格:2,625円ISBN:9784327481544
「人間の本性」「感情と理性」「幸福と理想」をめぐる近代イギリスのモラリストたちの議論を、一般読者に向けて紹介する。

ドストエフスキーの世界観』ベルジャーエフ著/斎藤栄治訳 白水社5月下旬税込価格:3,675円ISBN:9784560080078
ドストエフスキーが探求した「人間学」をロシアの精神風土から詳説する。天才作家の哲学がわかる記念碑的な名著。

『麻薬の文化史 女神の贈り物』D・C・A・ヒルマン著/森 夏樹訳 青土社4月下旬税込価格:2,730円ISBN:9784791764808
文明が必要とした薬物使用の意義を明かし、人類と薬物の関係に一石を投じ、先入観と狭隘な道徳観を打ち砕く、驚天動地の話題の書。

『戦争の時代ですよ! 若者たちと見る国策紙芝居の世界』鈴木常勝 大修館書店5月下旬税込価格:1,680円ISBN:9784469222036
これまで系統的に紹介されることのなかった「国策紙芝居」の代表的な作品を取り上げ、その作品世界を読み解いていく。参考図版多数。

タイトルがすごいな。

『世界の文字の図典 普及版』世界の文字研究会編 吉川弘文館5月中旬税込価格:5,040円ISBN:9784642014519
歴史上に現れたすべての文字を網羅。1,200点の鮮明な図版でわかる、読んで、見て楽しい文字の大図鑑。ロングセラー、待望の普及版。

日本食物史』江原絢子著/石川尚子ほか著 吉川弘文館5月下旬税込価格:4,200円ISBN:9784642080231
日本人は何を食べてきたのか。採集狩猟の原始時代から現代のスローフードまで、豊富な図版で解説。食文化を網羅した日本「食」百科。

『日記をつづるということ 国民教育装置とその逸脱』西川祐子 吉川弘文館5月下旬税込価格:3,150円ISBN:9784642037051
人はなぜ日記をつづるのか。一葉日記、主婦日記、内面日記、戦争日記、最近のブログまで、幅広い視点から解読。近代日本を問い直す。

『辞書を知る』国立国語研究所編 ぎょうせい4月下旬税込価格:500円ISBN:9784324086490
昭和48年から続くシリーズの第22弾。今回テーマは「辞書」。知られざる辞書のつくり方や将来像などを楽しみながら学べる1冊。