気になる本 文芸

『嫌戦』坂口安吾著/吉田和明編 凱風社1月20日税込価格:1,470円ISBN:9784773633030
本文は14Q、新字・新仮名遣い。フリガナ・事項説付き。名著のテーマ別アンソロジー。日本文学入門。『史話』2月15日刊。

内容紹介が文字の大きさからはじまるなんて・・・。

幼年時代L・N・トルストイ著/北御門二郎訳 講談社1月30日税込価格:1,155円ISBN:9784062149877
優しい両親と口うるさい家庭教師、初恋らしきもの、親戚のことそして幼いときに逝ったママ。『少年時代』『青年時代』同時刊。

講談社も海外古典作品シリーズ出すのかしら。

『神器(上) 軍艦「橿原」殺人事件』奥泉光 新潮社1月23日税込価格:1,890円ISBN:9784103912026
昭和20年3月、極秘の任務を遂行すべく出航した軍艦「橿原」。その艦底で繰り返し起こる変死事件の謎を解く鍵は、平成の日本に隠されていた。記念碑的長篇。『下巻』同時刊。

『風花病棟』帚木蓬生 新潮社1月22日税込価格:1,575円ISBN:9784103314165
本物の医師は知っている。わずかでも希望があれば人は絶望しないことを。生き続けられることを。現役医師にしか書けない、魂を揺さぶる10の物語。

『ディビザデロ通り』マイケル・オンダーチェ著/村松潔訳 新潮社1月30日税込価格:2,310円ISBN:9784105900731
血の繋がらない姉妹。記憶を失った賭博師。ジプシーの一家と小説家。物語は交錯し、万華鏡のように重なり合う。『イギリス人の患者』の著者の長篇。

『オニロック』中村航著/宮尾和孝画 ジャイブ2月14日税込価格:1,500円ISBN:9784861766411
鬼ヶ島からやってきた鬼、通称「レッド」は運命的な「ロック」との出会いをする。中村航宮尾和孝が贈る、鬼たちの熱い青春物語。

『フランス的人生』ジャンポールデュポワ著/吉村和明筑摩書房1月22日税込価格:2,940円ISBN:9784480832030
絶望の極北の闇にも希望の光は射すか。戦後フランス社会の激動を生きた男の過酷な運命を描く、深いペーソスが胸をえぐる衝撃作。

『世の中にひとこと』池内紀 NTT出版1月15日税込価格:1,680円ISBN:9784757150621
せかせか忙しい毎日の中で見過ごしてしまっている、大切なこと、ヘンテコなこと。片隅から眺めた世の中を描く、心温まるエッセイ集。

ロシア文学の食卓』沼野恭子 NHK出版1月29日税込価格:1,218円ISBN:9784140911266
「難解」というイメージがつきまとうロシア文学を、「食文化」という観点から読みなおし、新たな鑑賞の地平を開く画期的な書。