気になる文芸書

『今日もていねいに。』松浦弥太郎 PHP研究所12月10日税込価格:1,365円ISBN:9784569704739
人生をのびのびと自由に生きたいなら、毎日を大切にていねいに暮らそう。新生「暮しの手帖」編集長が綴る人生のヒント集。

『昨日の敵が見た日本(仮)』ハル・A・ドレイク著/持田鋼一郎訳 PHP研究所12月12日税込価格:1,575円ISBN:9784569704241
敗戦直後の日本の市井の人々に流れたもう1つの時間。戦後日本の復興期を見つめてきたアメリ星条旗新聞記者の手記をまとめる。

アメリカの「スターズ・アンド・ ストライプス」っていろいろと……

『おんなの窓(2)』伊藤理佐 文藝春秋12月上旬税込価格:1,000円ISBN:9784163709109
まさかの人妻となった伊藤。別居婚をいいことに相変らず酔っ払い、締切&加齢と闘う毎日。おんなの赤っ恥な日常が満タン。

『ツチヤの貧格』土屋賢二 文藝春秋12月中旬税込価格:1,450円ISBN:9784163709307
「書店に行くとなぜトイレに行きたくなるのか」「なぜ失敗するのか」「もし若者に注意したら」。恵まれない日常を描く自笑エッセイ。

「書店に行くと…」って、青木まりこ現象、何年かおきに話題になるね

『パートナーズ』安西水丸和田誠 文藝春秋12月上旬税込価格:3,000円ISBN:9784163710600
1つの画面に2人で絵を描いて、ことわざエッセイとライバル架空対談もこなした。プレゼントにも最適、超お洒落な函入り2巻本。

林家三平傑作集』ねぎし三平堂編 毎日新聞社12月中旬税込価格:1,890円ISBN:9784620319193
三平本がついに出た。これぞ笑いの原点。爆笑王三平の秘蔵ネタ帖から昭和ネタ満載のギャグ、コント約400を収録。伝統の芸が甦る。

『東京の小さな喫茶店・再訪』常盤新平著 メディアパル12月上旬税込価格:1,680円ISBN:9784896107487
1994年刊行の『東京の小さな喫茶店』の続編。東京の小さな喫茶店のその後を描く珠玉のエッセイ。

『この世のすべては私のもの 躁病者初めての衝撃手記!!』加藤達夫 洋泉社12月3日税込価格:1,000円ISBN:9784862483447
神、そう私は神だった。現実か妄想か。躁病者は世界を目指す。誰にも止められないカオス渦巻く「奇行」のすべて。

『商店街再生計画』三浦展神奈川大学曽我部昌史研究所 洋泉社12月3日税込価格:1,575円ISBN:9784862482716
商店街と大学がコラボする活性化アイデア40。商店街をリノベーションして楽しく笑える「まちづくり」をめざせ。

下流社会ファスト風土の次は、商店街。。

『在日の恋人』高嶺格河出書房新社12月10日税込価格:1,680円ISBN:9784309018980
「あなたのその、在日に対する嫌悪感は、なんやの?」。気鋭の美術家が在日韓国人の妻との生活をリリカルかつユーモラスに綴る。

太田雄貴「騎士道」』太田雄貴 小学館12月10日税込価格:1,300円ISBN:9784093897129
初の自伝エッセイ。予想外のフェンシング日本人メダリストの誕生の裏には、マイナースポーツを愛し続けた彼と彼を取り巻く人々のさまざまな物語に溢れていた。

>>
『僕らが愛した手塚治虫(2)』二階堂黎人 小学館12月19日税込価格:2,310円ISBN:9784093878258
手塚マンガを愛した作家が、彼の心象を通して手塚マンガの魅力に迫る。いわゆる一般的な評論とは違うが、著者の心と手塚治虫の心の風景が共鳴した素敵な物語。