あおい書店中野本店にて

『裏モノJAPANベストセレクション 欲望追究の10年史 1998→2008』鉄人社

1000タイトルから厳選した傑作体験ルポが46本! この本、ある種の人にとっては、ネタの宝庫でもある。
 『裏モノマガジン』時代からの愛読者*1である私にとって、嬉しい限り。昔は北尾トロも連載していなかったっけ? 「別冊宝島」同様、「裏モノJAPAN」も評価されてしかるべき雑誌だと思う。

子午線を求めて (講談社文庫)

子午線を求めて (講談社文庫)

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)

週刊現代」の連載も収録「父野口冨士男の日記」のに惹かれて購入したが、「六十一歳の大学生」の部分も面白そう。社会人経験をしてから大学に入りなおす人の話は面白い。
なにもかも小林秀雄に教わった (文春新書)

なにもかも小林秀雄に教わった (文春新書)

東京裁判を正しく読む (文春新書)

東京裁判を正しく読む (文春新書)

最後の国民作家 宮崎駿 (文春新書)

最後の国民作家 宮崎駿 (文春新書)

そのほかに週刊誌や小説誌を何誌も。「週刊新潮」らしくないワイド特集の原武史「駅そばが消えた『エキナカ』何かヘン」、そして「POWER TO THE PEOPLE!」という一文ではじまる内田裕也「ふざけるな『文化庁』何が前例だ!」にぐっとくる。
新宿駅東口方面、ちょっとした文房具を買うなら、新宿三丁目交差点先のバルト9近くの世界堂まで行くか、代々木方面へ向かって東急ハンズまで行かないと買えない。ジュンク堂の入っている三越アスコット店からロフトが撤退し、紀伊国屋アドホック店から文房具売り場がなくなってしまった。新宿のこのあたりって、何でもありそうなのだが、そうでもなかったりする*2
ビジネス街の新宿駅西口にはいまのところ、オフィスとそこで働くサラリーマン向けの店しかないけれど、11月にジュンク堂がオープンする。新宿駅南口に高島屋ができたときのように*3、人の流れも変わるのだろうか。

*1:といっても、買ったのは時々しかないけれど。

*2:もしかしたら、ちょっとした「ロードサイド」のショッピングモールの方が「何でも揃う」のかもしれない。(大ざっぱな言い方をすれば、1990年代はショッピングセンターの時代で、2000年代はショッピングモールの時代である。食料品が主力のスーパーでいえば、1990年代がイトーヨーカドーで、2000年代はジャスコ(イオン)。家電店でいえば、1990年代はコジマ、2000年代はヤマダ。書店でいえば、1990年代は文教堂などの郊外型中規模チェーン店で、2000年代はジュンク堂ブックファーストの都市型大規模書店チェーン店)。売り場面積はどんどん広くなっていっている。広くなってはいるものの……

*3:といっても、私は高島屋ができてからの新宿しか知らない