連載終了

晩鮭亭さん、空想書店 書肆紅屋さん、HB編集部のHさん、そのほか大勢(?)の連載を読んでくださった方、1年間ありがとうございました。

つたない文章ながらも、できるだけ多くの読書家受けする本を、あるいは読書人が見過ごしてしまうような本を紹介しようと努めてまいりました。今回は、本を紹介するというよりも、自分の思いを伝えることを優先してしまいましたが……。
原稿を書くのは決して楽ではなかったものの、この連載は非常に得難い経験でした。書くことの難しさを、読まれることの、言葉が伝わることの喜びを、この年齢で実感できたのをとても嬉しく思っています。
連載のきっかけを提供してくださった方、週刊現代編集部の方、皆様、ありがとうございました。

すみません。慣れないことをすると、ただでさえ下手な文章が、小学生の作文みたいになってしまいました。そろそろ筆を置きます。あらためて、ありがとうございました。

今週号を読んでいない方のために記しておけば、竹中労のあの本が復刊されました。三一書房の本だからか、書店ではあまり見かけませんが。

聞書 庶民烈伝 上

聞書 庶民烈伝 上

また、そろそろ発売になる「HB」第4号http://d.hatena.ne.jp/hbd/20101231にも寄稿しております。