気になる６月刊行予定の本　セブンアンドワイから

『ヤクザマネー』ＮＨＫ「ヤクザマネー」取材班　講談社 (ISBN：978-4-06-214778-1) 発売予定日 2008年06月30日予定価格 1,470円（税込）
政治家、芸能人、起業家など、あぶく銭を追う人種が、いま「ヤクザマネー」に群がっている。株式市場や新興企業などを舞台にした黒いカネのうごめきをレポート。

『エコノミストの時間旅行記』香西泰日本経済新聞出版社 (ISBN：978-4-532-35294-3) 発売予定日 2008年06月27日予定価格 1,575円（税込）
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。この言葉はいつの時代にも通じるものだ。日本の第一級のエコノミストである香西氏が歴史の様々な場面を繙き、学ぶべきポイントをわかりやすいタッチで解説する経済エッセイ。

『グ、ア、ム』本谷有希子　新潮社 (ISBN：978-4-10-301772-1) 発売予定日 2008年06月27日予定価格 1,365円（税込）
母と姉と妹。遺伝子は一緒なのに、どうしてこんなに違うんだ！　それってやっぱり世代のせい？　女３人が南の島で繰り広げる、壮絶なホームドラマ。

『格差と希望　誰が得をしているか？』大竹文雄　筑摩書房 (ISBN：978-4-480-86383-6) 発売予定日 2008年06月25日予定価格 1,890円（税込）
年金問題、ロストジェネレーション、企業の不祥事など、この国の重大事を取り上げ、処方箋を示す。不公平な仕組みを放置させないための、明快な時代診断の書。

『ゴーマニズム宣言ＳＰＥＣＩＡＬ　パール真論』小林よしのり小学館 (ISBN：978-4-09-389059-5) 発売予定日 2008年06月25日予定価格 1,575円（税込）
東京裁判判決から６０年。「日本無罪論」をただ一人主張したインドのパール判事の判決とは？ＳＡＰＩＯ連載に大幅描き下ろしを加え、新たな論争の一石を投じる。『戦争論』に続く小林氏の国家・歴史シリーズ最新刊。

『処女の文化史』アンケ・ベルナウ/著　夏目幸子/訳新潮社 (ISBN：978-4-10-603609-5) 発売予定日 2008年06月25日予定価格 1,470円（税込）
処女とは何か――。それは科学的根拠のないまま、「害毒」「純潔の証」「富の象徴」と、西洋文化において様々に語られてきた。「処女イメージ」の変遷を辿る。

『狸の夫婦』南伸坊筑摩書房 (ISBN：978-4-480-81489-0) 発売予定日 2008年06月25日予定価格 1,575円（税込）
おとなこども体質のシンちゃんとツマは、どうでもいいことに共通の関心をしめす似たもの夫婦。二人の発見と驚き、そして笑いに満ちた日常を綴ったエッセー集。

『何でも僕に訊いてくれ　きつい時代を生きるための５６の問答』加藤典洋　筑摩書房 (ISBN：978-4-480-84285-5) 発売予定日 2008年06月25日予定価格 1,680円（税込）
人はどんなとき、悩みを打ち明けたいと思うのだろう？　努力が報われないとき、人をずるいと感じたとき、本能が理性に勝るとき・・・迷うあなたへ贈る人生問答。

『「特攻」と遺族の戦後』宮本雅史　角川学芸出版 (ISBN：978-4-04-405802-9) 発売予定日 2008年06月24日予定価格 700円（税込）
特攻隊員の多くは１７歳から２０代後半の若者だった。愛する妻子を残して征った青年、散華した婚約者を思い続けることで戦後を生き抜いた女性……。それぞれの人生を真摯に描き出し、隊員と遺族の思いを永遠に語り継ぐ！

『「探偵」ハンドブック（仮）』大徳直美　ＰＨＰ研究所 (ISBN：978-4-569-69968-4) 発売予定日 2008年06月24日予定価格 1,050円（税込）
ストーカーやパートナーの浮気調査、犯罪にあわないためのコツや不正社員の見抜き方など、生活とプライバシーを守る探偵技術を紹介。

『グーグーだって猫である　１』大島弓子角川書店 (ISBN：978-4-04-434802-1) 発売予定日 2008年06月20日予定価格 740円（税込）
その日、ペットショップのすみのケージでウトウトしていたひときわ小さく元気のない子猫。それがぐーぐーでした−−。

『ファウストＶｏｌ．７』講談社/編講談社 (ISBN：978-4-06-378821-1) 発売予定日 2008年06月20日予定価格 1,365円（税込）
一年の沈黙を破り、闘うイラストーリー・ノベルスマガジン『ファウスト』がついに再始動!　巻頭特集は「佐藤友哉」!

『まちがいだらけの自転車えらび』エンゾ早川　双葉社 (ISBN：978-4-575-30036-9) 発売予定日 2008年06月23日予定価格 1,575円（税込）
空前のブームとなっているロードバイク。だが、「入り方」を間違えてしまったがために、続かない人も多い。初心者がバイク選びの際に犯しがちなミスや、儲けに走り「正しい商品」を提供しない自転車業界の「誰も書けなかった」内幕まで暴く問題作！

エンタメノンフ。

『新・国会事典　第２版　用語による国会法解説』浅野一郎/編著　河野久/編著有斐閣 (ISBN：978-4-641-13040-1) 発売予定日 2008年06月下旬予定価格 3,780円（税込）
１９８８年の『国会事典』刊行以来、好評を博して版を重ね、２００３年に体裁も一新して『新・国会事典』となった定番解説書の最新版。日本国憲法の改正手続に関する法律の成立や憲法審査会の設置に関する項目のほか、「ねじれ国会」で注目を集める衆参両院の関係に関する項目も充実させた。

『社会科学の方法論争　多様な分析道具と共通の基準』ヘンリー・ブレイディ/編　デヴィッド・コリアー/編　泉川泰博/訳勁草書房 (ISBN：978-4-326-30176-8) 発売予定日 2008年06月下旬予定価格 4,725円（税込）
社会科学の必読論文集をついに完訳！　どの研究手法をどう使えばいいのか？　これで方法論を理解できる。便利な用語解説つき。

『さよなら渓谷』吉田修一新潮社 (ISBN：978-4-10-462804-9) 発売予定日 2008年06月20日予定価格 1,470円（税込）
平凡な若夫婦がひた隠す“ある事件”。隣家で起きた幼児殺害事件を取材する記者が戦慄した激烈な真実とは。『悪人』を超える純度で、人の業に迫る長編小説。

『暴れるアメリカ映画（仮）』芝山幹郎朝日新聞出版 (ISBN：978-4-02-250430-2) 発売予定日 2008年06月20日予定価格 1,680円（税込）
クリント・イーストウッド、サム・ペキンパー、クエンティン・タランティーノとくれば、言わずとしれたアメリカン・エンターテインメント・ムービーの大監督たち。彼らの娯楽映画を微細に紹介し、論じつくす。ファンにはこたえられない一冊。

『語学者の散歩道』柳沼重剛　岩波書店 (ISBN：978-4-00-602135-1) 発売予定日 2008年06月17日予定価格 1,050円（税込）
「賽は投げられた」は、本当は「賽を投げよ」だった？ギリシア・ローマの古典を起源に持つことわざや、意外な英語の語源、語学学習の落とし穴など、西洋古典学者の著者が放つ蘊蓄とウィットに富んだ楽しいエッセイ集。

『キミ犯人じゃないよね？』林誠人/荒井修子/加藤淳也角川書店 (ISBN：978-4-04-873857-6) 発売予定日 2008年06月17日予定価格 1,470円（税込）
抜群の記憶力と推理力を持ち、推理作家を夢見るフリーター・森田さくらが、ほれっぽいお坊ちゃま刑事・宇田川に雇われ、得意の推理力で事件を解決するコメディーミステリー『キミ犯人じゃないよね?』の小説版！！

『記者魂　キミは社会部記者を見たか』佐藤史朗講談社 (ISBN：978-4-06-214756-9) 発売予定日 2008年06月17日予定価格 1,575円（税込）
スクープのためなら体を張り命を懸ける熱き事件記者。ジャンボ機墜落や宮崎勤事件を始め、歴史に残る大事件を取材した著者が明かす「事件と人間の裏側」

『仮面ライダー＝本郷猛』藤岡弘扶桑社 (ISBN：978-4-594-05661-2) 発売予定日 2008年06月16日予定価格 1,575円（税込）
歴代ライダーの中でもとりわけ人気のある１号ライダーを演じた藤岡弘氏がプロデューサーの平山亨氏、阿部征司氏、ルリ子役の真樹千恵子氏とのやりとりで新たな真実が明かされる！

『首相の辞め方（仮）』本田雅俊　ＰＨＰ研究所 (ISBN：978-4-569-70085-4) 発売予定日 2008年06月17日予定価格 777円（税込）
権力に恋々とした吉田茂、引き際を誤った佐藤栄作、思いを貫いて辞めた小泉純一郎……。戦後歴代首相を「辞め方」を中心に叙述する。

『政治家の覚悟（仮）』佐藤ゆかりＰＨＰ研究所 (ISBN：978-4-569-70014-4) 発売予定日 2008年06月13日予定価格 1,365円（税込）
経済学博士にして外資系証券の調査部長がなぜ政治家に転身したのか。生い立ちから改革に賭ける熱い思いまでを語った初めての本。

『勝間和代のビジネス頭を創る７つのフレームワーク力（仮）』勝間和代ディスカヴァー・トゥエンティワン (ISBN：978-4-88759-639-9) 発売予定日 2008年06月15日予定価格 1,680円（税込）
勝間さんがマッキンゼー時代に培った数々の「思考のフレームワーク」を解説します。世に思考法の本やフレームワークと呼ばれるものは多々ありますがその「大辞典」といえるものです。個人の能力を伸ばすための本。勉強法よりはレベルは上、中級編。

『刑務所良品』都築響一アスペクト (ISBN：978-4-7572-1516-0) 発売予定日 2008年06月10日予定価格 1,995円（税込）
日本全国７４刑務所で作られた名品・逸品ガイド。確かな品質と激安価格を兼ね備えた刑務所作業製品。食品、日用品、家具は当たり前。なんとお神輿まであるのだ。大人気、函館少年刑務所オリジナルのＰＲＩＳＯＮロゴが入った和風前掛けなどのレアものも一気掲載。

『ビンボー人生活大作戦！』松本哉　筑摩書房 (ISBN：978-4-480-87792-5) 発売予定日 2008年06月12日予定価格 1,365円（税込）
消費社会でお金をできるだけ使わないで、地域や仲間とともに生きのびるための生活術とは。第５章では、雨宮処凛氏との対談を収録。お金のない人々が生きのびるための実用書。

『ナンシー関　全ハンコ５１１２（仮）』ナンシー関アスペクト (ISBN：978-4-7572-1505-4) 発売予定日 2008年06月12日予定価格 3,990円（税込）
ナンシー関急逝後、交流の深かった友人たちによってその膨大な作品群の整理が進められ、
昨年５年がかりの作業がついに完了しました。その「消しゴム版画」作品のすべて（ごく一部の知人に贈呈したり、紛失したりしたハンコを除く）を収録した愛蔵版です。

『傷だらけの天使　魔都に天使のハンマーを』矢作俊彦　講談社 (ISBN：978-4-06-214394-3) 発売予定日 2008年06月06日予定価格 1,680円（税込）
日本中を震撼させたテレビドラマ『傷だらけの天使』が復活!　最終回から約三十年、ホームレスになっていた木暮修は新宿に戻るが、世界中からのお訪ね者に――。

『徘徊老人の夏』種村季弘筑摩書房 (ISBN：978-4-480-42442-6) 発売予定日 2008年07月09日予定価格 630円（税込）
行った切りも悪くない。むかし住んだ街やひなびた温泉街の路地の奥には、現実と虚構の錯綜した種村ワールドが待っている。解説　石田千

『もっと、狐の書評』山村修筑摩書房 (ISBN：978-4-480-42457-0) 発売予定日 2008年07月09日予定価格 840円（税込）
適確な批評と本への愛情にあふれた「狐」の書評を選りすぐり再編集、さらに単行本未収録の作品を増補した文庫オリジナル版。解説　岡崎武志

『最後の早慶戦　　学徒出陣　還らざる球友に捧げる』笠原和夫/松尾俊治ベースボール・マガジン社 (ISBN：978-4-583-10106-4) 発売予定日 2008年07月中旬予定価格 1,680円（税込）
昭和１８年１０月１６日。それは、永遠に語り継がれる特別な試合――戦雲低く垂れ込める昭和１８年。六大学リーグ解散令、学生の徴兵延期停止令が下り、学徒出陣が決定した。「戦地に赴く覚悟を決めた若き早慶の野球部員に、最後の思い出を作ってやりたい…」。慶應義塾大学塾長・小泉信三が早稲田大学野球部顧問・飛田穂洲に「早慶戦」を申し込む。苦難の道を歩みながらも、試合開催は実現へ。昭和１８年１０月１６日、応援学生で埋め尽くされた戸塚球場で、両軍は熱き闘いを繰り広げた。かつて早慶の選手として、グラウンドに立った２人が綴る感動のノンフィクション！　映画「ラストゲーム　最後の早慶戦」（０８年８月全国公開）の原案となった一冊。