気になる本

『ぼくは散歩と雑学が好きだった。 小西康陽のコラム1993-2008(仮)』小西康陽
朝日新聞社 3月7日 税込価格:2,100円 ISBN:9784023303881
音楽プロデュース、DJ、文筆と活動の場を広げる著者が、この10数年に書き綴った名コラムをぎっしりと詰め込んだ最新エッセイ集。

待望の小西康陽ヴァラエティブック第2弾!

萩原延壽集(5) 書書周游』萩原延壽 朝日新聞社 3月7日 税込価格:3,360円 ISBN:9784022503817
書物が与える楽しみを縦横無尽に語る読書エッセイの名作。付録に丸山真男との対談や未発表の「滞英日記」などを掲載。

野中広務 権力の興亡(仮) 90年代の証言』五百旗頭真編/伊藤元重ほか編朝日新聞社 3月7日 税込価格:1,575円 ISBN:9784022504142
90年代の日本政治、自民党政治で主役ともいえる存在だった野中広務が、当代きっての政治学研究者たちに初めて明かす政治の裏表。

3月の週刊現代リレー読書日記、どうすっか。どれも取り上げたい。

『騙されやすい男(仮) 本田勝一自伝』本田勝一 朝日新聞社 3月21日 税込価格:1,575円 ISBN:9784022504104
戦後史に残る新聞記者として名高い著者が、冷静なジャーナリストの視点から自らの軌跡を分析・記述していく。

ついにリクルート疑惑についても「冷静なジャーナリストの視点から」「分析」するのか? だとしたら、買い!

『占領下の新聞と戦争責任(仮)(5) 朝日新聞の資本と経営』今西光男編 朝日新聞社 3月7日 税込価格:1,470円 ISBN:9784022599407
敗戦により、戦時中の安定した体制は吹き飛んだ。毎日・読売・朝日新聞はどう揺らぎ、現在に至るのか。膨大な資料をもとに検証する。

この企画、読売の『検証 戦争責任』のパクリとか言われないように頑張ってください。

『人間・昭和天皇半藤一利御厨貴ほか 朝日新聞社 3月7日 税込価格:1,575円 ISBN:9784022504036
続々と公開される昭和天皇関係の資料をもとに、専門家たちの鼎談でさまざまな葛藤のなかで生きた昭和天皇像を浮かび上がらせる。

『マガジンハウスを創った男 岩堀喜之助』新井恵美子 出版ニュース社 2月下旬 税込価格:1,575円 ISBN:9784785201296
戦後すぐ、焼跡のビルの片隅で夢を語りはじめた男。彼は同志を募り、夢と希望をのせた「平凡」という雑誌にすべてを捧げたのだった。