みすず書房

『ガヴァネス ヴィクトリア時代の〈余った女〉たち』川本静子 みすず書房 11月中旬 税込価格:3,675円 ISBN:9784622073352
19世紀英国で「余った女性」と揶揄されたレディの唯一の職業・住み込み家庭教師「ガヴァネス」の実像を文学と歴史の両面から活写。

鶴見俊輔書評集成(3) 1988-2007』鶴見俊輔 みすず書房 11月下旬 税込価格:5,040円 ISBN:9784622073130
冷戦崩壊からバブル期を経て現在へ、著者は何を見つめてきたか。書評を通して活動の軌跡を伝える。

ニールス・ボーアの時代(1) 物理学・哲学・国家』A・パイス著/西尾成子ほか訳みすず書房 11月下旬 税込価格:6,825円 ISBN:9784622073376
アインシュタインとともに20世紀科学をリードし、量子の時代を創りあげた巨人の決定的伝記を第一人者が描く。

『パブリッシュ・オア・ペリッシュ 科学者の発表倫理』山崎茂明 みすず書房 11月中旬税込価格:2,940円 ISBN:9784622073345
最近の科学者の不正事件の背景にある諸問題を考察し、周辺要因を解説。不正の発生防止の具体策、発表倫理の今後の展望を提言する。

フッサール哲学における発生の問題』J・デリダ著/合田正人ほか訳  みすず書房 11月下旬 税込価格:6,720円 ISBN:9784622073529
没後なお評価の高まるデリダの、20代前半のフッサール論。弁証法から差延の連結など、後に展開する諸問題の萌芽=デリダの出発点。<<

宮川淳 絵画とその影』宮川淳著/建畠晢
みすず書房 11月下旬 税込価格:2,730円 ISBN:9784622080770
美術史、文学、ポスト構造主義とジャンルを越えて透徹した思考を遺した批評家・宮川淳の、1960年代の美術批評を精選、まとめた。

みすず書房、素晴らしすぎる。いい意味で、2007年の新刊ラインナップだとは思えない。