ブックファースト渋谷文化通り店

ああ、多少予想はしていたけどさ……。これでは、あまり評判のよろしくないジュンク堂新宿店のようだ*1
もうしばらくすれば、棚が落ち着いてくるかもしれない。ただ、それでもなぁ……。もう新刊書店めあてで渋谷に行くことは、ないかもしれない。
いま思い出したけれど、渋谷本店がオープンした10年くらい前にも、そう感じたっけ。だから、ちょっとは期待して、ほんのときどき、行ってみよう。

*1:って、オレは結構あそこはあそこで好きだけれども、あんまり購買欲がそそられないんだよな)。 渋谷本店時代と比較するのがそもそも間違っているのだが、どうしても比較してしまう。まず、坪数が違いすぎる。渋谷本店が約920坪だったのに、渋谷文化通り村店は約200坪。以前の4分の1以下。だから、どうしたって、以前のような品揃え&並べ方は出来ない。 でも、1冊でもできるだけ多く本を置きたい。そこで図書館のように、通路を狭くし、なるべく平台を少なくする。こういうところだと、平台を中心に見る私のような横着な読者は、せっかくいい本が出ていても、その存在に気がつかない。 また、これだと、大手出版社の文庫本最新刊ですら、全点を面出し(背表紙ではなく、表紙をみせる置き方)するのも難しい。雑誌の置き方も大変。まぁ文庫や雑誌が出すぎっていう説もあるが。 ただ、珍しいことに「雑誌書評」で取り上げられた本を置くコーナーがあった。素晴らしい。だが、「日経ビジネス」「週刊東洋経済」「週刊ダイヤモンド」のコーナーがあるのは当然(渋谷はビジネスマンの街でもあるわけだから)だとしても、「週刊文春」や「週刊新潮」、「ニューズウィーク」コーナー本があるにもかかわらず、「週刊現代」「週刊ポスト」「週刊朝日」のコーナーがないのは、ちょっとね…。((もっとも「週刊現代」では、ブックファースト仕入企画の林香久子さんが「カリスマ書店員さんのとっておきオススメ本」を連載しているから、ということもあるのかもしれないが