新宿のブックファーストでクルージング

ちょっと酒の入っている状態で、新宿ルミネイーストにあるブックファーストへ。ちょっと飲んでから本屋へ…っていうクルージングできる街って、そうそうない。夜の真夜中にクルージングしたいんだけど、ABCのある六本木は敷居が高すぎる(その点、遅くまでやっている新刊書店と古本屋のある西荻窪はいい。でも、西荻窪は結構苦手な街だ。といっても月に数回は行く)。ここのブックファースト、他の書店では扱いのあまりよくない本をきちんと平積みしているから結構好き(えのきどいちろう小田嶋隆のサッカー本も刊行直後に平積みしていた)。
新刊台をひととおりチェックする。おおっ、伊集院光爆笑問題の著書が。来月は芸人本について書くかと思って、手にとる。*1
伊集院光、たまたま目に入った「『ニート』の話」の「いくつかのラッキーが重ならなければ僕はニートだったと思う」に続く文章を読み、即決。
それから伊集院が「この人のセンスを信頼している」とよくいっている爆笑問題太田光の『日と米』を。「ダ・ヴィンチ」連載をまとめたものだから、すでに目を通して入るのだけれど、まえがきとあとがきが気になって、手にとる。あとがきがいい(安易に反米を叫ぶ誰かさんに読ませたい文章だ)。でも、きょうのところは遠慮。森見の本も、きょうは買わず。
そのあと、雑誌を何誌か立ち読み。月末は男性誌が結構出ているので、あれこれ。24日から26日に発売される雑誌を思いつくだけ挙げてみても…「エスクァイア」「タイトル」「サファリ」「インヴィテーション」「エンジン」「ナビ」「レオン」「ブリオ」「ウオモ」「GQ」「ストレート」「プレイボーイ」……何誌あるんだ……。
「ベースボールマガジン」、綱島理友×えのきどいちろうの対談をはじめ、結構読みたいところが多いけど、1000円は高いぜ(「映画秘宝」もそうだけど、広告があまり入らなくて、それほど部数も出ていない雑誌の定価って、どんなに企業努力しても1000円ぐらいになってしまうのだろうか)。「暮らしの手帖」って、いつのまにか「室内」のように読みでのあるコラムが多い雑誌になっていたんだ。「インヴィテーション」、うしろの方のカルチャー批評は好きなんだけど、この雑誌に招待されている気がしない、リニューアルしてから余計に。「WiLL」、テロ特措法特集だったはず(「dankaiパンチ」にそういう広告が出ていた)が、「小沢政治は危険だ」に。急遽差し替えたのだろうか、俺なら「悪魔の密約 福田康夫中国共産党」をトップ記事にするぜ。「サブラ」、定価値上げの度にパワーダウンして、月刊誌となって、ついに……アイドル写真のゲラみたいな感じ。
とりあえず「TVブロス」と「タイトル」と趣味の雑誌(秘密)を購入。

*1:11月発売号だと、遅いか。そういや、西条昇の『お笑い芸人になる方法』青弓社、書評で取り上げられていないのはなぜだ?って俺も取り上げていないんだけどさ