気になる文芸書

『書遙游』堀切直人 右文書院 9月下旬 税込価格:2,415円 ISBN:9784842100968
怪談文学案内、昆虫文学誌から、小野十三郎、食・女・道草アンソロジー解説、古本屋書評と、増殖していく評論・エッセイ集成。

四たびホリキリの季節。

『犬身』松浦理英子 朝日新聞社 10月5日 税込価格:1,890円 ISBN:9784022503350
「自分は犬である」と夢想する房恵は、オスの子犬「フサ」となって、思いを寄せる女性を守ろうとする。ファン待望の本格長編小説。

藤沢周平が愛した静謐な日本』松本健一 朝日新聞社 10月5日 税込価格:1,365円 ISBN:9784022503367
没後10年。数多くの名作を生んだ藤沢文学を、著者独自の視点で読み解く歴史エッセイ集。

『僕の二人のおじさん、藤田嗣治小山内薫』蘆原英了 新宿書房 9月25日 税込価格:2,940円 ISBN:9784880083735
世界的画家と新劇運動の旗手に仕込まれて誕生したマルチ文化人・蘆原。博覧強記で情熱の人が縦横に綴るモダン東京の社会文化誌。