平成もはや十九年…。

郵便受けを開けると、友人から結婚式の招待状が届いていた。ちょっと驚く。この前、結婚するって話聞いてたけど、それでもね。自分自身、結婚するつもりは当分ないけれど、相手との関係性というのをそろそろきちんと意識しなければならない時期に差しかかっているんだよな、とあらためて考える。


新宿へ。
ジュンク堂で、中公の『日本の近代』の残りと『世界デフレは三度来る』下巻、『フラット化する世界』下巻を購入。1万円以上買えば郵送してくれると聞き、郵送してもらうことに。
そのほかに

頭は必ず良くなる (ワックBUNKO)

頭は必ず良くなる (ワックBUNKO)

美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉

美酒と革嚢 第一書房・長谷川巳之吉

今年最期の新刊本購入は、『美酒と革嚢』で〆たかったので(というのはカッコつけすぎてるね。正直いうと、河出の本だからすぐにゾッキ本として出回るだろうとか予想していたからなのだが)。
伊勢丹で、飲み会用のツマミを調達し、高田馬場へ。


どうせ古本屋が閉まっているので、いつもと違う道をたどって早稲田へ。
途中、ばーばー書店によって、「ブルータス」のバックナンバーを数冊。


待ち合わせ時間より数時間早く着いてしまう。
あゆみブックス

新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)

新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)

わにとかげぎす(2) (ヤンマガKCスペシャル)

わにとかげぎす(2) (ヤンマガKCスペシャル)

池谷本は、きょう買った日垣本を読んだ影響で(そういえば、日垣本、<この作品は、ワックBUNKOのために書き下ろされたものです。>とあったけれど、これ、もともとはTBSラジオ「サイエンス サイトーク」でしょ? だったら、<この作品は、TBSラジオ「サイエンス サイトーク」を再構成し、加筆修正をしたものです。>とか書けばいいのに。<書き下ろし>にこだわる必要があるのかな)。
あゆみブックスで5000円以上購入すると、2階のシャノアールのドリンクサービス券がもらえるので、つい買ってしまう。


シャノアールで、購入本に一通り目を通した後、飲み会会場。
後輩と話すと、「若いなぁ」と思う。このときの「若いなぁ」は「たかが若造が」っていう意味ではなくて、単純に「いいなぁ、羨ましいなぁ」という意味。いいよな、若いって。まだ可能性が無限に広がっているって感じられるということは。私にだって、可能性が無限に広がっているのかもしれないけれど、自分ではそうは思えない。


日付が変わってすぐにOKUMAさんの銅像に向かって敬礼。
そして、穴八幡の隣の寺へ(穴八幡があまりに混んでいたため、こういうことに)。寺の前にあった御神籤に似たもの(寺の場合、「おみくじ」なわけないよな、でもなんというんだろうか)を引くと、こう書かれていた。

貴方は思索するよりも適応性に富み、臨機応変あらゆるチャンスを把え、自分の都合の良い方に応用、活用出来る人です。それだけに周囲の方々より受ける眼に見えない恩恵にも深く心から感謝の念を抱くことに心掛けるべきである。(中略)狡猾な異性に簡単に参る危険があります

男性は、言論関係・セールスマン・外交官で成功するタイプです。

職業 真実を吐露したい性質が強いので、新聞記者・放送関係・出版関係が将来性あり、女性はこの外に芸能関係もよろしい。

自分の誕生日で引くクジだからかなり怪しいし、(ここに抜粋していない部分も含めて)多くの人にあてはまるようになっているからアレだけれど、ちょっとは嬉しい。狡猾な異性にも巡り合ってみたいものだぜ(そういうタイプの異性にめぐりあったことは、今まで数回しかない)。


その後、少し話して散会。
あらためて、2006年も、<周囲の方々より受ける眼に見えない恩恵>をたくさん受けたなと思う。来年も今年以上にそうなるかもしれない。来年というか、もう今年か。今年はそれを少しでも返せしたい。