気になる新刊 栗田出版販売ホームページから

http://www2.kuradashi-shinkan.com/kanko/kanko.html

ベストセラーズ  2月24日発売
桂ざこば桂ざこばのざっこばらん』1365円
「大阪のおっちゃんはこんなに怒ってるでぇ〜」抱腹絶倒。お馴染み、ざこば師匠の初エッセイ。「大阪はわてが元気にしたるでぇ〜」。

朝日新聞社 3月7日発売
三遊亭金馬『金馬のいななき 噺家生活六十五年』1890円
現役落語家で最長高座歴、芸歴65年の三遊亭金馬が、身近で見てきた昭和の名人や、円生離脱の落語協会分裂秘話を語る。
五百旗頭真伊藤元重薬師寺克行『90年代の証言小沢一郎 政権奪取論』1365円
自民党の実力者から反自民政権樹立の立役者へ、小沢一郎が、田中角栄竹下登金丸信との関係、細川政権誕生秘話を語る。
●ロバート・A・グーラ・著/山形浩生・訳 『論理で人をだます法(仮)』 1785円
西洋では「論理は悪用されるもの」というのが常識。約150種類の「悪用のしかた」をまとめたこの本で、あなたも自己防衛を!

毎日新聞社 3月下旬発売予定
内田樹、小田島隆平川克美ほか『憲法九条をていねいに考える(仮)』1365円
超人気哲学者と知の刺客たちが改憲論にもの申す!戦後繰り返される論戦を根本からひっくり返す、新しい九条論集。
●『中野翠自選ベストコラム集』 1680円
85年から「サンデー毎日」での連載が続く人気コラムの中から、著者自身が厳選しておくるベストコラム集。

■文春新書 3月20日発売
福田和也『日本の針路』746円
米中の二大国に翻弄され、人口減少にも悩むこの国に未来はあるか。日本という国家が再建し、発展していくためのグランドデザインを提示。
桶谷秀昭『日本人の遺訓』767円
神話の時代から現代まで、文人や武士、思想家など、様々な日本人が残した最期の言葉から、二千年に及ぶ日本人の精神史を描破する。
山口文憲団塊ひとりぼっち』788円
戦後民主主義の洗礼を浴び、運動をソーカツし、旅や消費に明け暮れた世代。これがマコトの団塊世代か? エピソード満載の世代論。
沖浦和光『「悪所」の民俗誌 色町・芝居町のトポロジー』861円
本来、この国は一夫一婦多妾制。都市の盛り場は雑種賤民が主役の呪力が宿る場所だった。悪、遊、色から腑分けする「もう一つの日本」。

文藝春秋 3月の新刊
関川夏央『「坂の上の雲」と日本人』1470円
司馬遼太郎の代表作、近代日本の青春を描き出した雄篇にひそむ謎を、斬新な視点、平易な語り口で解き明かす。ファン必読の一冊。
三浦しをんまほろ駅前多田便利軒』1680円
東京のはずれに位置する“まほろ市”の駅前にある便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼はどこかきな臭い。多田と行天コンビの魅力満点の連作集!
志ん朝一門『よってたかって古今亭志ん朝』1500円
自分の内面を見せることがなかった古今亭志ん朝。弟子にしか見せなかった素顔を、よってたかって語りつくした、ファン垂涎の一冊。
高島俊男『ちょっとヘンだぞ四字熟語 お言葉ですが…⑩』1995円
日本人の漢字コンプレックスを鋭くついた表題作をはじめ、歌、音訓の問題、文人たちの逸話など、言葉をめぐる面白エッセイが満載!
穂村弘『にょっ記』1470円
他人の日常って、ほんとに奇妙なもの。ましてや鬼才ホムラヒロシともなれば。好評連載の単行本化。挿絵はフジモトマサルのひとこま漫画。

3月の文春、どうしちまったのか。ツボにはまる本が多すぎだ。。。