たまには日記らしく

ホテル・ルワンダ」を見に、立川へ。上映までかなり時間があったので、国立の増田書店へ寄ってみる。
いやぁイイですね、ここ。昔の「街の本屋」という感じがする。本の置き方がさりげない、かといって取次から来た本をただ並べているというのでもない。ちゃんと(文K堂では解体本でもめったに買わないけれど)。
地下では以下の2冊を。

官邸主導―小泉純一郎の革命

官邸主導―小泉純一郎の革命

科学哲学の冒険 サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)

科学哲学の冒険 サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)

『官邸主導』は今朝の朝日新聞青木昌彦の書評を読んで、『科学哲学の・・・』は前々から買おうと思っていたがつい買い逃していたので購入。岩波書店みすず書房の棚を見ているあいだ、小学生っぽい集団がうろちょろしていて、その中の“ハカセ”というあだ名がつけられていそうな男の子が「おっ、岩波だ!おお、イワナミ、イワナミ、イワナミ……」と念仏(?)言いながら棚を見ていた。その話聞いたら、岩波書店の社長も喜ぶよ、きっと。神保町の飲み屋の店員に「イワナミショテンって、どういう漢字で書けばよいのですか?」と言われて、ショックだったらしいから。



1階では、西川のりお『付き人』(ロコモーション)を買おうかどうか迷っていたが、この手のタレント本はしばらく待てばブックオフの均一棚に並びそうなんだよなぁ……ということで、とりあえず買うのは見送ろう。(上島竜平『これが私の芸風だ!!』、石田純一『マイライフ』や大竹しのぶ『私一人』も未だ入手していない。石田や大竹のはともかく、上島のは出版元が竹書房だからそろそろ買っておかないと入手困難になるかもしれない)。
で、そんなこんなで悩みつつ、とりあえずコレを。

プラネタリウム (大人の科学マガジンシリーズ)

プラネタリウム (大人の科学マガジンシリーズ)

プラネタリウム、インテリアにいいかなと思って……。


その後、立川シネマトゥで「ホテル・ルワンダ」を。


立川駅で、「奥多摩そば」へ。名物おでんそばを注文。
原武史『鉄道ひとつばなし』〔それとも「考える人」2004年春号の原と坪内祐三の対談だったっけ〕で、奥多摩そばもJR参加のNRE系列になったと書かれていたので、チョイト嫌な予感がしたのだが、予感的中。そば、「あじさい(茶屋)」と同じ(つゆは違う)。


その後、西荻窪へ。
古本屋(どこかは秘密)で、

「03」1991年5月号 特集「革命的ファッションの逆襲」
「03」1991年9月号 特集「マンガばかり読め!」
マルコポーロ」1991年6月号 創刊号

を合計945円で。
「03」のような伝説の雑誌が1冊210円で買えるなんて。(「03」の目次や拍子については、http://www.sg-tokyo.com/archive/03/)。
マルコポーロ」創刊号の方は特に面白いところはないけれど、創刊号だったので購入。

別の古本屋にて

コールガール 私は大学教師(プロフェッサー)、そして売春婦

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建築MAP東京 mini〈2〉

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日本ばちかん巡り

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戦後日本のジャズ文化―映画・文学・アングラ

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闇なる明治を求めて 前田愛対話集成 I

闇なる明治を求めて 前田愛対話集成 I

都市と文学 前田愛対話集成 II

都市と文学 前田愛対話集成 II

これだけ買っても1万円ぐらい。


このペースで本を買い続けていくと、数ヶ月しないうちに火の車になってしまう。
来週から本購入代金を大幅削減しなくては。