セブン&ワイの1月の新刊情報から

西原理恵子サイバラ茸 4』 講談社  1月18日 1,890円(税込)
サイバラの強烈マンガだけを集めた最強の巻!海外行きまくりのカラー版鳥頭紀行に伊集院静先崎学コンビも新登場。おなじみ清水義範鴨志田穣山崎一夫とのコンビ本からもマンガだけを集めた爆笑必死の巻 

日垣隆『急がば疑え』 日本実業出版社 2006年01月下旬 1,365円(税込)
○「週刊エコノミスト」連載の人気コラム「敢闘言」の2001年から2005年掲載分の単行本化。小泉政権誕生、アメリ同時多発テロイラク戦争拉致被害者問題などの社会問題から宇多田ヒカル、韓流ブームなどの軽い話題まで、世間を騒がしたあの問題を日垣隆はどう見ていたのか? 賛否両論の嵐を巻き起こした「エコノミスト」の名物コラムが今甦る!
「あの問題はどうなった?」「事態は好転したのか?」…コラム執筆後に、変化したその後の世の中の動きを今振り返る。「ペンは剣よりも強し」を実感!

●黒田智子『近代日本の作家たち』学芸出版社 01月下旬 2,520円(税込)
○従来の様式・時代別の近代建築史ではなく、作家別に建築とそれに関わる空間表現の歴史を解説する。14人の代表作だけでなく、その生き方や発想の源にも触れ、読者の創造意欲を喚起する。同時代に生きた建築家、インテリアデザイナー、作庭家、彫刻家、陶芸家たちを分野を横断して紹介し、近代日本を多面的・重層的に読み解く。

白川静、津崎幸博/編『人名字解』平凡社 01月下旬 1,995円(税込)
○2004年9月の法務省令で決まった「人名漢字別表」に基づく新人名用漢字(983字)をもれなく収載しています。漢字研究七十余年の白川静先生と、字書の編集で協力してきた津崎幸博先生のお二人が懇切丁寧に執筆。人名用漢字をすべて採り上げ、漢字の由来・意味・用法はもちろん、画数・字体・音訓などの情報も明示しています。「常用漢字」の文字一覧表も付いていますので、現在役所で許可される名前に使えるすべての漢字を知ることができます。お子さん、お孫さんのお名前をつけるとき、これは便利です。机の上に置いて気楽に引けます。1項目平均300字のコンパクトな設計。

森達也『世界と僕たちの未来のために 森達也対談集』作品社 1月下旬 1,680円(税込)
○硬直化し、混迷する現代をより深く考えるために。ドキュメンタリー作家・森達也と31人の、25の刺激的な対話。思考停止しない、考える「個」であるために、今という時代に警鐘を鳴らし続ける森達也のメッセージ。
【対談相手】綿井健陽大澤真幸・長谷正人/北田暁大是枝裕和伊藤公雄/齋藤貴男
鵜飼哲姜尚中吉見俊哉・野中章弘/原一男矢崎泰久宮沢章夫重松清
田丸美寿々島田裕巳土屋敏男小室等菊田幸一竹熊健太郎田原総一郎
朴慶南・深津真澄/宮崎学安田好弘/松本智量/中川敬/岡田幹治/水道橋博士
鴻上尚史

●アンナ・アルトレほか/著 山本規雄、藤田真理子/訳
『体位の文化史』作品社 01月下旬  2,520円(税込)
○フランスは「41手」、日本は「四十八手」、なんとインドは「六十四手」…。人類はその誕生から現在まで、日々の単調を打ち破り、快楽を広げ、想像力をかき立て、繁殖に励むために、ありとあらゆる「体位」を開発してきました。まさに今日の人類繁栄の基本となってものこそが「体位」なのです。インドの『ラティラハスヤ』(愛秘)、イスラムの『アナンガランガ』(愛壇)、中国の『色道知恵潤』『秘儀艶説枕筥』、欧州の『聖職者に捧げる愛の四十手』…。古今東西のせいの指南書を収集し、性枝の歴史を辿り、本書はクロマニヨン人から現代人に至るまで、全世界・全世紀を通じて人類が考え出し実践してきたすべての体位と性技を網羅した、世界で初めての体位の文化史です。 ※発売日が再度変更になりました。

1月24日発売予定
●『日本パクリ列島』宝島社 840円(税込)
○マンガ、小説、音楽などにおける盗作問題で、パクリとオリジナルの境界線、盗作が生まれる背景を検証します。決して当事者を糾弾するものではなく、各業界の体質、問題点、そして各ジャンルのクリエイティビティの現状を問題にしていきます。
「パクリ・盗作」スキャンダル読本(仮)



1月下旬発売予定
本多静六/著、神田昌典/解説『本多静六自伝 体験八十五周年』実業之日本社 1,050円(税込)
○伝説の億万長者・本多静六はどんな人生を歩んだのか? 人生の体験を後世に伝えるべく、すべてを語った幻の書、復刻なる。解説は神田昌典

1月下旬発売予定
内田春菊『私の中に答えはあるか(仮)』角川書店 1,575円(税込)
○別れようしている男の大胆な行動、今まで見たことがない母の女としての側面、結婚している友達の息子に垣間見るマザコンの芽等、著者ならではの観察眼で微妙な棘を見つめる12の短編。
※書名が変更になりました。 ※発売日が変更になりました。

1月23日発売予定
倉橋由美子『大人のための怪奇掌篇』宝島社 1,680円(税込)
○大ベストセラー「大人のための残酷童話」で、倉橋由美子は人生の残酷さや馬鹿馬鹿しさを辛辣に書いて、文学に縁遠い読者まで大いに堪能させてくれた。ほぼ同時期に書かれていたこの「怪奇掌篇」は、ごく普通の日常の中に、決してあり得ないはずの恐ろしいことが起こる、20の短篇から成り立っている。いずれも知的な恐怖の詰まった作品で、見事な仕掛け、隙のない文章、通奏低音としてのエロスに満ち、まさに純文学の香り高いエンターテイメントと言うにふさわしい、他に類を見ない傑作だ。

1月24日発売予定
茂木健一郎『プロセス・アイ』徳間書店 1,890円(税込)
○著者の理論『クオリア』を小説的に展開したファンタジック・エンターテインメント。

1月24日発売予定?
●アル・デヒル、ジョン・ダーク/著、北田浩一/訳
『トンデモ陰謀大全』成甲書房 1,995円(税込)
○米国陰謀ファンの必読誌「パラノイア・マガジン」が渉猟した最新情報を総結集。UFO超常現象、惑星X、秘密結社からテロとの戦争の真実まで、地球上のあらゆる陰謀を網羅した500ページの大全集。テレビ、新聞・雑誌には断じて登場しない超ド級陰謀情報を満載!
【主要目次】
第1章:影の歴史
第2章:UFOと超自然現象
第3章:心理戦
第4章:カルトと秘密結社
第5章:惑星X
第6章:細菌戦と化学兵器
第7章:秘密と抑圧の科学
第8章:マインドコントロール思想統制
※発売日が変更になりました。

1月24日発売予定
奥田英朗『ガール』講談社 1,575円(税込)
奥田英朗最新刊!30代。OL。文句ある?課長さんの日常を描いた『マドンナ』から3年。30代女性を主人公にした爽快オフィス小説が誕生。つまずきながらも前向きに働く、キャリアガールのドラマ。