ジュンク堂新刊案内から
『会田誠アートの仕事』平凡社 1680円 10月下旬
会田誠、池松江美、都築響一、グルーヴィジョンズほか、第一線で活躍するアーティストが「仕事」としてのアートへの思いを熱く語る。
蜷川実花『IN THIS WORLD』講談社 2940円(税込) 11月15日
世界中をこの数年撮り下ろし続けた著者の気持ちが写真となる。美しくも悲しい風景とこどもたち。地球と未来が写る話題の写真集。
都築政昭『黒澤 明と「用心棒」』朝日ソノラマ 1890円(税込) 11月下旬
「七人の侍」に次ぐ大ヒット作「用心棒」の創作の秘密に迫る。徹底的に娯楽を追及してみたい、という黒澤のエンタテインメント大作。
アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『マルチチュード(上)』NHK出版 1323円 10月29日
グローバル民主主義の可能性とは。最新鋭の知性による〈帝国〉論の新たなる展開。待望の書、ついに翻訳。
朱建栄『日本戦略の本音 ナショナリズムの苦悩』角川書店 1890円 10月28日
反日に揺れる中国。中国指導部との間に独自のパイプを持つ著者が、グローバルな視点から21世紀の対日戦略の本音に迫る。
『角川源義読本』角川書店 1200円 10月20日
戦後出版界の風雲児にして抒情派俳人の角川源義の「ロダンの首」など、句集5冊を完全収録。源義の全貌を1巻に圧縮。
町田康『東京飄然』中央公論新社 1995円 10月25日
風に誘われた花に誘われ、ぶらりと歩いてみたくなった。婦人公論好評連載エッセイ、待望の単行本化。著者による写真多数。
ミラン・クンデラ『カーテン 7部構成の小説論』集英社 2625円 10月26日
今年で刊行400年を迎える「ドン・キホーテ」を中心に小説の擁護を展開するクンデラ12年ぶりの評論集。