気になる9月刊行予定の文庫 e-hon文庫新刊案内http://www.e-hon.ne.jp/bec/SI/BunkoTop?taishongpi=NEWから

朝日文庫 9月5日発売予定
『モンゴル大紀行』開高健
ヒルズ黙示録 検証・ライブドア大鹿靖明
『名文を書かない文章講座』村田喜代子
『終わりからの旅 』辻井喬
街道をゆく 5 モンゴル紀行』司馬遼太郎
街道をゆく 6 沖縄・先島への道』司馬遼太郎
街道をゆく 7 甲賀と伊賀のみち、砂鉄のみちほか』司馬遼太郎
街道をゆく 8 熊野・古座街道、種子島みちほか』司馬遼太郎

岩波文庫 9月17日発売
『ぷえるとりこ日記』有吉佐和子
堕落論・日本文化私観 他22篇 』坂口安吾
フランク・オコナー短篇集』フランク・オコナー/著、阿部公彦/訳
モーム短篇選 上』モーム/著、行方昭夫/編訳
岩波現代文庫 9月17日発売
『遺産相続ゲーム 地獄の喜劇』ミヒャエル・エンデ/著、丘沢静也/訳
『「女縁」を生きた女たち』上野千鶴子/編
『開国のかたち』松本健一

■学研M文庫 9月9日発売
『昭和戦後の闇 (仮)』宮城賢秀

■角川文庫 9月25日発売
『戯曲/毛皮のマリー寺山修司
あゝ、荒野寺山修司
『殺し屋たちの烙印』大藪春彦
横溝正史読本』小林信彦/編
雀鬼くずれ』阿佐田哲也
『セメント樽の中の手紙』葉山嘉樹

角川、『横溝正史読本』復刊は快挙。

河出文庫 9月4日発売
『落語うんちく事典 』湯川博士
アブサンの置土産』村松友視
『暗い旅』倉橋由美子

講談社文芸文庫 9月10日発売
『白山の水 鏡花をめぐる』川村二郎
『夜明けの家』古井由吉
『室町記』山崎正和
講談社+α文庫 9月18日発売
『粉のお菓子、果物のお菓子』堀井和子
『<図解>日本三都市 幻の鉄道計画』川島令三
ランダムハウス講談社文庫 9月10日発売
『文士温泉放蕩録』嵐山光三郎

光文社文庫 9月9日発売
松本清張短編全集 1 西郷札松本清張
江戸川乱歩の推理教室 』ミステリー文学資料館/編
光文社古典新訳文庫 9月9日発売
アンナ・カレーニナ 3 』トルストイ/著、望月哲男/訳
マクベス シェイクスピア/著、安西徹雄/訳
『社会契約論』ルソー/著、中山元/訳

新潮文庫 9月30日発売
『「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか』小池滋
『悪党芭蕉嵐山光三郎
『私たちがやったこと』レベッカ・ブラウン/著、柴田元幸/訳

ぶんか社文庫 9月5日発売
『フランスの大学生』遠藤周作

■マガジンハウス文庫 9月10日発売
ブスの瞳に恋してる鈴木おさむ

マガハが文庫創刊!

ベルク、プール、ガリガリ君

朝、紀伊国屋書店。1階でPR誌各誌を。
角川春樹事務所のPR誌として再出発した「ランティエ」9月号。単行本にするための連載を掲載するタイプの雑誌。「本音の本屋さん」連載第一回目は、東京堂書店の佐野衛さんが登場。
他に岩波書店「図書」9月号(片岡義男「きみも遠からず書き手のひとりだよ」にグッとくる)、徳間書店の「本とも」(伊坂幸太郎山本幸久らが連載。今月の特集『「書籍PR」ってどんな仕事?』も興味深い)、新潮社「波」(舞城王太郎が『ディスコ探偵水曜日』刊行記念で小説を寄稿している)、講談社「本」(原武史「鉄道ひとつばなし」は「日本の廃線シンポジウム(下)」。町田康の新連載がはじまった)。紀伊国屋ジュンク、それに東京堂をまわれば目ぼしいPR誌はほぼ手に入る。
昼前、新宿駅構内のベルクhttp://www.berg.jp/index.htmで、アイスコーヒー。ここに入ったのは数回しかない。ふぉっくす舎NEGIさんの「仙台の夜は」を読み、久しぶりに飲みたいと思っていたのだが、いつも混んでいて、なかなか入れなかったのだ(行列するということが苦手だし)。カレーも食う。
某所で泳ぐ。
それから、あちこちぶらぶら。コンビニで買った「ガリガリ君」を食いながら歩くと、夏だなぁって気分に。
帰宅後、ブログ散歩。或る方が九〇年代の某答申や提言を探して読んでいると知る。ひょっとすると、数年前から私がうすらぼけっと考えている問題意識とリンクするのではないか*1。そういえば、昨日のニュース、「アメリカの時代の終わり」を象徴するものだと思うんだけど、そういうふうに話題にはされていない。

*1:パルカフェのイベントでは、言い忘れてしまった。