2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2月の発売予定 セブン&ワイから 文芸書編

●小説 雫井脩介『クローズド・ノート』角川書店 2006年02月01日 1,575円(税込) 香恵はバイトとサークルに勤しむごく普通の大学生だ。ある日、前の居住者が置き忘れたノートの束を見つける。興味本位でノートを手にする香恵。そのノートが開かれた時、彼女…

2月の発売予定 学術(?)編

ジョン・R・ギリス/著 北本正章/訳 『結婚観の歴史人類学 近代イギリス 1600年〜現代』勁草書房 2006年02月上旬 7,140円(税込) ロマン主義の恋愛意識と結婚観の成立と解体。人々はどのような結婚戦略をとってきたのだろうか。多様な習俗とエピソー…

「室内」との、しばしのお別れ

朝日新聞1月30日(日曜)朝刊第三社会面に、こういう記事が出ていた。 インテリア雑誌「室内」休刊へ 創刊から半世紀 インテリア雑誌というより、コラム雑誌と呼んだ方が適切な「室内」も休刊してしまうのか。この休刊が、事実上の廃刊にはならないように…

きょう買った本

■新刊書店にて 「荷風!」vol7 特集「神田、神保町、御茶ノ水の究極」 カラットの「自遊人」3月号も神保町特集を組んでいる。日本文芸社の「荷風!」、この雑誌名はなんとかならないかと思うけれど、毎号そこそこ面白い。 「神田神保町風景 “今昔”定点観測…

今週買った本

■芳林堂書店高田馬場店にて世界と僕たちの、未来のために―森達也対談集作者: 森達也出版社/メーカー: 作品社発売日: 2006/01/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (25件) を見る新潮社のPR誌「波」2月号、森達也連載「東京番…

今年でる(かもしれない)本

毎年、「出版ニュース」2006年1月上・中旬合併号には、「アンケート 今年の執筆予定」が掲載される。今年は総計178氏が回答し、その中から、私が気になったものをピックアップした。●松本健一 ビジュアル版『街道をゆく』全巻解説が三月までつづきま…

「WiLL」3月号

連載や、「著者インタビュー 立花隆『天皇と東大』を語る」、兵本達吉『ついに逃げ出すのか、不破哲三」、ライブドア社員による内部告発モノ「ホリエモンは事前に捜索を知っていた」、西武鉄道幹部OB座談会「西武王国 再生は可能か」に惹かれ、購入。 ライ…

週刊新潮2月2日号

今週の「福田和也の闘う時評」は、「志ん朝の聖地で伝説を作った談春」。68ページから69ページにかけての自社広告によれば、「週刊新潮」創刊50周年記念としてこういう本が出版されるようだ。 ●2月16日発売 『週刊新潮別冊 「創刊号」完全復刻版』3…

小説「死してなお君を」回収へ 講談社(朝日新聞)

先週火曜日のニッポン放送「ラジカルチャー」で福田和也が薦めていた、赤井三尋『死してなお君を』が回収されることになったそうだ。 福田和也は、この小説が本田靖春『不当逮捕』をもとに書かれたことに触れ、ノンフィクション作品をネタに小説が書かれたこ…

使えるレファ本のレファ本①

●本連載は、日垣隆氏の『使えるレファ本150選』(ちくま新書)では取り上げられていないレファ本を紹介するコーナーです。 レファ本〔知りたいことをできるだけ的確に知りたいと思ったときに使える本〕にはどのようなものがあるかを記しているものや、どのよ…

さようなら、「間違いだらけの自動車選び」

最終版 間違いだらけのクルマ選び作者: 徳大寺有恒出版社/メーカー: 草思社発売日: 2006/01/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (17件) を見る日産・フェアレディZのCMで、「言葉はいらない」というキャッチコピーが使われ…

「新刊ニュース」web版

トーハンの「web版 新刊ニュース」が更新されていた。今回の「著者との60分」は、小林信彦。

本屋さん大賞 ノミネート作品発表

2006年度本屋さん大賞の候補作が1月20日、発表された。 http://www.hontai.jp/ ●『県庁の星』桂望実(小学館) ●『告白』町田康(中央公論新社) ●『サウスバウンド』奥田英朗(角川書店) ●『さくら』西加奈子(小学館) ●『死神の精度』伊坂幸太郎(…

「週刊文春」1月26日号

グラビアに「ヒューザー小嶋社長が証人喚問直前に居酒屋でデートした16歳年下美人」記事にこういう一節が。 二人は赤坂の居酒屋チェーン店の前で再び寄り添い、店に入っていった。六席あるカウンターに座り、小嶋社長は昨年九月に入れていた焼酎のボトル「左…

最近買った本

20年代 (昭和生活文化年代記)作者: 川本三郎出版社/メーカー: TOTO出版発売日: 1991/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るTOTO出版から1991年に刊行された「昭和生活文化年代史」(全5巻)の川本三郎編集の巻。日垣隆のメルマガ「ガッキ…

芥川賞、直木賞

大森望、豊崎由美の「メッタ斬り!コンビ」は、こう予想していた。 http://blog.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2489 まぁ今回は、順当というのでしょうか、「なるほど」という感じでした。個人的には、姫野カオルコにも受賞して欲しかった。 姫野カオ…

ニッポン放送 火曜21:00〜22:00「熱血!ラジカルチャー」

火曜日、たまたまラジオを聴いていたら、こういう番組と出遭った。 「熱血!ラジカルチャー」http://www.allnightnippon.com/culture/ で、火曜は福田和也先生が本を紹介する(水曜も面白そうだが、こちらは聞いたことはない)。この番組のバックナンバーの…

本やタウン 書籍近刊情報から

●『気まぐれ古書店紀行』岡崎武志著 工作舎 1月下旬 税込価格:2,415円 「人生いたるところ古書店あり」と均一棚にハマる著者が、悲喜こもごもの古本探索を綴る脱力随筆。本文中の著者の書き込みも注目。 ●『文士一瞬』野上透撮影 星雲社1月10日 税込価格:3,6…

本やタウン 2月の文庫新刊情報からhttp://www.honya-town.co.jp/hst/HT/kinkan/bunko/01_b.html

2月1日発売 PHP研究所 PHP文庫 ●山田風太郎 『人は死んだらオシマイよ。』620円 2月3日発売 河出書房 河出文庫 ●『源泉の感情』三島由紀夫 903円 ●『二・二六事件』太平洋戦争研究会 788円 ●『子猫が読む乱暴者日記』中原昌也 494円 ●『あちゃらか…

岡崎、坪内の古書店対談

中央線沿線に引っ越した。 まだ引っ越したばかりなので、テレビもないし、パソコンもない、ネットに接続もしていない。「古畑任三郎」ファイナルの松島奈々子の回をリアルタイムで見られなかったのは残念だったが、まぁそれ以外はなんとかなってるというか・…

今年もすごいぞ、右文書院

右文書院のホームページ(http://www.yubun-shoin.co.jp/sinkan.htm)によれば、 5月までのラインナップは・・・ 1月 ●海野弘『海野弘コレクション 第一巻「私の東京風景」』 ●唐十郎『風のほこり』 ●堀切直人『浅草百話(アンソロジー)』 2月 ●向井透史『…

セブン&ワイの1月の新刊情報から

●西原理恵子『サイバラ茸 4』 講談社 1月18日 1,890円(税込) ○サイバラの強烈マンガだけを集めた最強の巻!海外行きまくりのカラー版鳥頭紀行に伊集院静、先崎学コンビも新登場。おなじみ清水義範、鴨志田穣、山崎一夫とのコンビ本からもマンガだけを集め…

あけまして、おめでとうございました。本日より、少なくても週1回、できれば隔日更新していくつもりですので、今後ともどうぞよろしくお願いします。